今回の記事はこんな方にオススメ!
誕生日プレゼントに相手の生まれ年のワイン|上手くいけばとても喜ばれます

「誕生日プレゼントに相手の生まれ年のワインを贈りたい。」
凄く素敵な響きですね。
こんな風に考えたことがある方は多いのではないでしょうか?
とてもロマンチックで贈られた側もきっと喜ばれることでしょう。
ワインを探す手間なんかも考えると、想像しただけでその方のことを本当に想ってのことなんだなぁーと考えてしまいます。

私は子供が成人した時のために、一緒に飲みたい子供の生まれ年ワインを何本かストックしていますが、
「ワインのストックとかうちにはないんだけど?」
という方がほとんどかと思います。
でも安心してください。
生まれ年のワインは今からでも買うことができます!

実際に長期熟成されたワインは売っています。
「でもでもどんなワインを選べばいいの?どこで買えるの?」
「ワインに詳しくないと選べないよね?」
そんな疑問や不安をお持ちの方も多いでしょう。
今回の記事ではそんなあなたに、生まれ年のワインを選んで購入する上で
とっーても重要なことをお伝えできればと思っています。もちろんなるべく簡潔にわかりやすく。ぜひ最後まで読んでみてください。

贈る相手と同じ年月を重ねてきたワイン|生まれ年のワイン(=古いワイン)
「生まれ年のワイン」
アルコールを飲むことができるのは法律上、20歳以上になりますので、
「生まれ年のワインをプレゼントする」となると、最低でも20年以上前のワインとなります。
この記事を書いているのが2020年ですので、最も若い生まれ年のワインで2000年産となりますね。
当たり前ですが、とても古いワインなんですね。
当然、その方の年齢が上がるにつれて、より古いワインになりますし、古ければ古いほど数も少なくなり、入手が困難になることは容易に想像がつきますよね。

ですね。50歳の方ですと1970年のワイン…この辺りになるとかなり数少なくなってくると思います。
生まれ年のワイン(=古いワイン)って高い?相場は?



「古いワイン」=「高いワイン」と思ってらっしゃる方が多いのですが、実際のところ全てのワインがそういうわけではありません。
ワインは農作物ですので、そのワインの産地、そのワインのヴィンテージ(当たり年か否か)、そのワインの銘柄、長期熟成に耐えうるワインか否か、希少性などによってもその品質、価格は様々です。
故に5000円程度で買えるものから、数十万円という非常に高価なワインまで幅広いです。


価格が高いものの方が美味しいという傾向はありますが、お手頃なものでも質を考えると素晴らしいものはあります。
生まれ年のワイン(=古いワイン)って美味しい?どんな味?
古いワインが美味しいのか?高いワインが美味しいのか?
これも一概には言えません。(そもそも味覚は人によって違います。)
ワインには一般的に想像される「飲み頃」というものが存在します。
生産者やその道のプロ、専門家が莫大な数の試飲と経験から導き出した答えですので、大きく外すことはないと思います。


可能であればベストと考えられるタイミングで飲みたいです。
飲み手のためにも生産者の想いを考えても。
しかしながらこれもあくまで「想像」でしかありません。
基本は開けてみないとわからないのも事実です。

では熟成されたワインはどんな味なのか?
これは熟成ワインを飲んだことがない方からすると非常に気になりますよね。
それぞれのワインの個性はあれど、一般的には
タンニンがまろやかになり、色合いは薄くオレンジ〜茶色がかったものに変化していきます。アルコール感も薄くなり(実際アルコール度数が下がるという研究結果もあります。)、絶妙な「枯れた」雰囲気を醸し出します。
美しく熟成されたものは非常に「妖艶」。多くのワインマニアが虜になるのも頷けます。
色合いは濃くなり、熟成が進むにつれて褐色がかってきます。ものによっては独特の熟成香が立ちます。アルコール感も赤ワイン同様に薄れ、全体的にバランスの取れた丸い味わいへ変化していきます。
タンニンがない分、赤ワインより熟成可能な期間は短いと考えられます。(稀に例外もあります)
※貴腐ワイン、デザートワインなどの甘口ワインは糖度が高い分、熟成にも耐えうるものが多いです。
上記は熟成が上手く進んで、「飲み頃」の範囲内で開けたワインの場合。
「飲み頃」を超えてしまったワインや、温度管理がされていない劣悪な保存状態など、何らかの原因を受けて劣化してしまったワインは、飲めたものではないことが多いです。
生まれ年のワイン(=古いワイン)のメリットとデメリット
ここからは「生まれ年のワイン(=古いワイン)」を購入しプレゼントするメリット、デメリットをわかりやすく箇条書きでご説明します。
しっかり選んで(もしくは信頼できるお店から)購入していただきたいので
あえて「デメリット」を多く挙げます。

生まれ年のワイン(=古いワイン)|メリット
- 貰った側がお酒好き、ワイン好きならずともなかなか嬉しいものである
- なかなか探すのが難しいだけに、ワイン好きからはかなり喜ばれる
- 熟成が上手く進んでいれば、何者にも変えがたい感動を味わうことができる(これは一度味わうと虜になります。最高です。)
生まれ年のワイン(=古いワイン)|デメリット
- 古いワインなので「飲み頃」であるかどうかの判断が重要。
- 購入するワインが適切な管理をされてきたのか判断しづらい。
- 贈る人の口に合うかはわからない。
- ワインの状態に関してはその道のプロによる判断が必要。
- 価格は基本的に現行のものより高い傾向あり。
- 特に高価なものは偽物が出回っていたりするのでプロの判断が必要。
- 古いワインに限ったことではないが、ブショネ(コルク臭)などの可能性もある。→これは開けてみないとわからないが、ブショネは基本交換、返金対応してくれる。
- コルクがボロボロになっている可能性もあるので、慣れた人でないと上手く開けられない。→古いワイン用の抜栓器具あります。本記事の最後でご紹介しています。
- ワインのラベルが破れていたり、汚れている可能性がある。理解が必要。(逆に雰囲気はあるのですが)
- 色素が沈着してできた「澱」が多い。
- なかなか売っていない。そもそもの数が少ない。
生まれ年のワイン(=古いワイン)を探す際に注意したい点

上記に挙げた通り、これだけリスクがある商品です。
大前提として購入する側であるあなたの理解は絶対必要ですし、必ず管理などがしっかりしている所から購入すべきです。
まずは信頼できるお店選びが重要|ワインの管理状態
とにかく「信頼できるお店」から購入する。これが初心者には最優先です。
たまにオークションサイトなんかで出回っていることもある古いワインですが
出所がわからないものや個人の出品している商品はやめておいた方が無難です。
出品者に悪意があるにせよないにせよ、です。
その点、古いワインを専門的に扱っているお店や、その道のプロが意識を高く持ってやっているお店は少ないですが、信頼できます。
ワインショップならどこでも良いわけではありません。
何も考えず常温で店頭に並べているお店も実際あったりします。注意しましょう。
筆者はそういうお店ではワインは買いません。

赤?白?葡萄品種は?産地は?
熟成に関してざっくりいうのであれば赤ワインが最も有利です。
簡単に言うとワインに含まれる「タンニン」が酸化を防いでくれます。また、生産者が「熟成」を前提に作っているワインもあります。(逆にそういうワインは若いうちは飲めたものではないことが多いです。)
例外はあるにせよ、白ワインは20年以上はやや厳しい気がします。
スパークリングワインも同様のイメージですね。もちろんですが、スパークリングの場合は、基本泡は弱くなると考えてください。
筆者がつい先日経験したのはジャン・ルイ・シャーヴというフランス・ローヌ地方の素晴らしい造り手のエルミタージュ・ブラン 1983年(37年熟成の白!)未だ液体にみなぎるエネルギーがあり、自分史上過去最高の白ワインでした。赤も頂きましたが同様にのけ反る程の感動を覚えました。
産地や葡萄品種に関してですが、やはりワインの銘醸地と呼ばれる産地、長熟ワインを生み出すとされる品種が良いでしょう。
フランスであれば、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニョン主体のものやブルゴーニュのピノ・ノワールが最も有名です。
人気ですので検索すればヒットする可能性は高いですが、価格は現実的ではありません…
※5大シャトー
シャトー・ラトゥール
シャトー・ムートン・ロスチャイルド
シャトー・ラフィット・ロスチャイルド
シャトー・マルゴー
シャトー・オーブリオン
ヴィンテージチャートも参考にしましょう
ワインは農作物ですので、当然、自然環境の影響をモロに受けます。
健全な葡萄を収穫するためには、その年がそういう年だったのか(気温、降雨量、日照時間、自然災害…etc)は非常に重要な項目です。
これもあくまで目安ですが、各ヴィンテージ、各産地ごとの葡萄の出来をまとめたヴィンテージチャートというものがあります。ワインを選ぶ上での参考にはなると思いますのでぜひ活用してください。
ヴィンテージチャートはネット検索すればすぐ出てきます。
有名なものですと、海外のワイン誌にはなりますが「ワインアドヴォゲイト誌」のものでしょうか?世界的に有名なワイン評論家、ロバート・パーカーJr.によるものです。
一例です↓↓↓

ちょっと英語ばかりで初心者の方には見辛いかもしれませんね。
日本語のサイトでは個人的にはインポーター の「ファインズ」さんのものが非常にわかりやくすくて良いと思います。
↓↓↓
https://www.fwines.co.jp/knowledge/vintage.html
生まれ年のワイン(=古いワイン)を探す上で絶対的オススメのお店|シエル・エ ・ヴァン
やはり古いワインを専門で扱っているお店、力を入れているお店が良いでしょう。今回は筆者の絶対的オススメ店をご紹介します。


「プレゼント専門」を謳い文句に展開するオンライン専門ワインショップ

「プレゼント専門」とされていますが、取扱商品の内容は本格派です。
また、古いヴィンテージのワインをたくさん扱われていますが、状態の管理には細心の注意を払われています。
「劣化した高価なワインより、健全な安価なワイン」をテーマに掲げられており(個人的にかなり共感します)、業界屈指の低価格を実現しています。
具体的には、
- 生産者から直接買い付け
- 航空便で直送(急激な温度変化なし)
- クルティエ・クリアランス(プロ中のプロによる目利き)
- 業界屈指の低価格(中間マージンのカットと通販専門にすることによるコストカット)
上記の4つはなかなかできない取り組みだと思いますし、ここまで徹底しているお店も少ないのでは?と思います。素晴らしいです。
品質管理についての詳細はこちら
↓↓↓
古いものだと1952年!からあります|充実の品揃え
1952年というと昭和27年ですか。現在68歳の方にもプレゼントできますね。
価格的にはそれなりのように思ってしまいますが、希少性と管理の手間などを考えると、はっきり言って安い!と言えると思います。

いくつか例を挙げてみます。ご参考までに。オフィシャルページでは在庫と価格を見ることができます。
→シエル・エ ・ヴァン|生まれ年・記念年のヴィンテージワイン
1952年 シャトー・グラン・ポンテ ラベル汚れあり
1981年 シャトー フォンバテ
1990年 シャトー・ベルグラーヴ
1995年 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ
様々な種類のラッピングにも対応しています!

プレゼント用ですので、できればラッピングはお願いしたいところ。
シエル・エ ・ヴァンには様々なラッピングサービスの種類がありますので嬉しいですね。送る相手のイメージに合ったものを選びましょう。
名入れもできるようですので、ご興味ある方は試してみるのもアリです。
オフィシャルページはこちらから
↓↓↓
生まれ年のワインでサプライズ!【シエル・エ・ヴァン】
まとめ
今回の記事を簡単にまとめます。
- 生まれ年のワインは今からでも買うことができる。
- 生まれ年のワイン=最低でも20年以上熟成の古いワイン。
- ワイン好き、お酒好きとしては貰えると非常に嬉しい。
- 古いワインは出所がわからないものは出来ればやめておく。
- 味わいも価格もそれぞれ。
- 「飲み頃」を考えて選ぶ。
- ヴィンテージチャートを見てみよう
- 初心者には難しいので、まずは信頼できるショップを見つける。
- 筆者オススメは「シエル・エ・ヴァン」。豊富なヴィンテージワインの品揃え、業界屈指の低価格、万全の品質管理体制。
こんな感じです。最後までお付き合いありがとうございました。
ワイン好きな方へのプレゼントには「ソムリエナイフ」もおすすめです。
↓↓↓