

じゃあ今回は、知識ゼロからスタートする
初心者の方向けの本をご紹介しますね。
今回の記事はこんな方におすすめ!
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「勉強する」って言ってしまうとちょっと堅苦しいですね。今回は初心者の方でも雑誌を読むくらいの感覚で気軽に読める、かつ必要な知識が得られる本を選びましたので参考にしていただけると嬉しいです。
数多くワイン存在するワインの本

世の中にはワインに関して書かれた本がたくさん溢れています。
初心者向けのものからマニア向け、プロ、上級者向けの本。歴史的な背景と共に書かれたもの、地図がメインのもの、銘柄の一覧が書かれたカタログ的なものなどなど。
それだけワインというものが一言では言い表せない、非常に深い濃い内容の飲み物であることの現れだと思います。勉強し出したらキリがないといつも思っています。
初心者向けの本|どれを選べば良いかわからない|どれも似た内容


初心者の方にたくさん本の選択肢があってもぶっちゃけどれを買えば良いのかわからないですよね?「初心者向け」と銘打たれた本でもかなりの種類がありますし。
筆者が初心者の頃、勉強し出した時は、まさにその壁にぶち当たってしまい、よくわからないので手当たり次第に本を買っていました。たくさん失敗もしました。自分の身の丈に合わない難しい本を買ってしまったり、同じような内容の本を何冊も買ってしまったり…
特に初心者向けの本は内容が似通っています。
今から勉強するなら、ストレスなく読める、かつ必要な情報が網羅されている本を一冊選ぶのが重要です。
古いものは若干時代遅れ感も|時代のトレンドに追いついていない

ワイン初心者向けの勉強本の中でもやはり、昔からのベストセラー!的な本はあります。筆者もの中でもこれかな〜みたいなのは思いつくんですが、やはり出版が少し古いものなので最新のワイン業界のトレンドには追いつけてなかったりもします。
初心者の方がそれに書かれていることを全て鵜呑みにしてしまうと、若干頭の固い面倒なワイン愛好家に仕上がってしまう危険性もあります。
※決してその本が悪いと言っているわけではありません。内容は素晴らしいと思います。
もちろん時代の流れは常に変化しますので、それを追い求めたいならネットの情報やワイン雑誌が良いでしょう。
ただ、初心者の方には若干難しい内容が多かったりもしますので、ある程度慣れてからの方が良いかと思います。専門用語もバンバン出てきます。

ちなみに筆者がよく読んでいるワイン雑誌は以下の3誌です。
- 「ワイナート」は時代のトレンドに合った特集が面白い。
- 「ヴィノテーク」はもうちょっと知的で深掘りした論文的な。
- 「リアルワインガイド」は最新リリースのテイスティングコメントが参考になる。
雑誌にもそれぞれ個性があって面白いですね。
まずはこれがベスト!|図解多めの初心者向けワイン勉強本
話を戻しまして、本当に知識ゼロからスタートされるならこの本が良いと思います。
「フランスで一番売れているワインの教科書」の日本語訳版です。
このシリーズはかなり好評だったようで後に「ワイン」だけでなく「ビール」や「ウイスキー」、「コーヒー」について書かれたものも出版されました。

【ワインは楽しい!絵で読むワイン教本|オフェリー・ネマン】
筆者が初心者の方にこの本をオススメする理由。
- かわいいイラストの図解が多くとにかく読みやすい
- フルカラーで常に楽しく飽きずに読める
- ワインの製造工程、ブドウ品種、産地、テイスティングなど基本に必要なことはしっかり抑えている
- ワインの楽しみ方、飲み方の提案が面白い
- 料理との相性、合わせ方の提案もわかりやすく面白い
- 各章にフランス人らしいユーモアが詰まっている(真面目すぎる日本人の本にはなかなか無いかも)
- Amazonのワイン本ランキングでも上位
とにかく「読んでいて楽しい」これが他の初心者向けの本と比べて突出しています。しっかりトレンドも押さえています。
番外編|同シリーズの本(コーヒー、ウイスキー、ビール)
上の説明でも少し触れた【ワインは楽しい!絵で読むワイン教本】と同シリーズの本です。各ジャンルの初心者向け。
ちょっと理解が深まったら次はこれ!
【ワインは楽しい!絵で読むワイン教本】を読んで、ワインに対する知識が深まったら次はこちらがおすすめです。(と言っても次も写真多めの本です)
THE WINE ワインを愛する人のスタンダード&テイスティングガイド|マデリン・パケット
アメリカで大人気のワインサイトが本になりました。
内容としては【テイスティング】に関することがほとんどです。
葡萄品種それぞれの香り、味わいなどの特徴を非常にわかりやすく図解。プロから見ても参考になります。
お料理との相性の提案も良いですし、品種ごとの理想の熟成期間やグラス選び、価格帯なんかもかなり参考にしてもらえると思います。(どれもあくまで目安ですが。)
自然派ワイン入門|イザベル・レジュロンMW
時代のトレンドとも言える【自然派ワイン|ヴァンナチュール|ナチュラルワイン】について解説した一冊。写真多めでビジュアルブックとしても楽しめます。
正直、世の中の意見としては賛否両論あるジャンルです。が、その誤解を解くという意味でも読んでほしいですね。
実際、全ての自然派ワインが成功しているとは言えないと思います。飲めないレベルのものもあります。でも農薬、化学肥料、添加物まみれのワインには疑問を抱きたくなる。興味深い一冊。
自然派ワイン好きにはこちらもおすすめ
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まとめ
今回上記の3冊の本をご紹介しようと思い記事を書き始めたのですが、書き始めてから気がつきました…..↓
全部初心者向けの「洋書」の日本語訳版だったのです!笑
筆者の意見として、知識ゼロの初心者の方にはおもしろおかしく、かつビジュアル的な刺激を与えながら説明するのが一番効率が良いと思っているのですが、
この3冊がまさにそれでした。やはり日本人の方が書くものには無い独特なユーモアセンスがあるような気がします。
逆に日本人の方が書いたものはきっちり小綺麗にまとまっていることが多いので、次のステップには最適なんじゃないかなと。この記事を書きながら気づいて、今はそう思っています!笑

初心者向けの図解多めの本のおすすめ!特に①!
- 【ワインは楽しい!絵で読むワイン教本|オフェリー・ネマン】
- 【THE WINE ワインを愛する人のスタンダード&テイスティングガイド|マデリン・パケット】
- 【自然派ワイン入門|イザベル・レジュロンMW】
ワイン業界のトレンドを掴みたいなら、ちょっと難しいけど雑誌がおすすめ!
- ワイナート
- ヴィノテーク
- リアルワインガイド
以上、個人的な見解たっぷりの内容でしたが、参考にしていただけると喜びます!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!