ワインにチョコレートを合わせるってどこかおしゃれで贅沢なイメージですよね。食後にひとかけらのチョコレートと甘口のデザート赤ワインなんて最高じゃないですか。憧れる。
今回はバレンタインも近い!ということで以前にも特集した「ワインとチョコ」についての記事を2022年版でお届けしたいと思います。
ちょっと特別なワインに合う高級チョコレート。じゃ早速行ってみましょ〜!
ワインとチョコレートの相性は?
まず大前提としてこれ。
そもそもワインはチョコレートに合うのか?
ということですね。
個人の好みもありますし、どんなチョコレートかにもよりますので一概には言えませんが、赤ワイン(どちらかというと濃厚なもの)や甘口の赤デザートワインなんかなら外すことは少ないのではないかと思います。ポリフェノールが含まれていますからね。
とは言え、もちろん白ワインでも合うものはあります。例えばセミドライの柑橘を練り込んだ物だったりすると、そのニュアンスが共通するもの、ナッツの風味が強いものだったりすると樽のニュアンスがあってこってりしたものと合わせるなどなど。
カカオの含有率だったり、油脂分がどれくらいか、チョコ以外の要素は他に何かあるか、あとはワインの温度帯、こんなところがポイントになるでしょうか?
色々と想像してみたり、実際に試してみたりするのもなかなか面白いものです。大まかな法則はあるものの、これが絶対正解!というのはありません。
これが難しくも楽しいところ。
あ、お酒が強い方なら蒸留酒系、グラッパやマール、コニャック、ウイスキーなんかもね。バッチリっす。
バレンタインのギフトに!ソムリエおすすめのワインに合う高級チョコレート
ワイン好きの方に贈ったら喜ばれそうな高級チョコレートをソムリエ目線で選んでみました。よろしければご参考までに。
有名ショコラティエの作る見た目もかわいい高級チョコレート!
まずは有名ショコラティエの作る高級チョコレート。素材にとことんこだわり、見た目にも美しいチョコレートはもはや芸術品!
ピエール・マルコリーニ
カカオにとことん拘ったBean to Barの先駆者的存在。世界を旅するショコラティエ、ピエール・マルコリーニのチョコレート。
フレデリック・カッセル
世界のパティシエが集うパティシエ協会「ルレ・デセール」の名誉会長でもあるフレデリック・カッセル。日本の食材を使用したユニークなチョコレートも。
サダハル・アオキ
日本を代表する有名パティシエ、サダハル・アオキのチョコレート。前述の「ルレ・デセール」に参加を許されている唯一の日本人です。
その他、ぜひチェックしたい有名パティシエ、ショコラティエ!
有名な方ばかりですが、日本で買えるものをピックアップ!
- ジャン・ポール・エヴァン
- アルノー・ラエール
- ユーグ・プジェ
- アンリ・ルルー
- ニコラ・クロワゾー(メゾン・デュ・ショコラ)
- ピエール・エルメ
満足感十分!しっとり系ショコラテリーヌ!
お次はショコラテリーヌというご提案。焼きのケーキというよりは、まるで生チョコのようなしっとりした食感と濃厚な味わい、食べ応え十分のショコラテリーヌ!これは僕個人的にも大好きでして、色々試しているのですが、お店ごとに味や食感が違うのが面白いです!
神楽坂チョコレート コキヤージュの「テリーヌ ドゥ ショコラ」
東京のフレンチ激戦区、神楽坂のレストラン「コキヤージュ」のテリーヌ ドゥ ショコラ。火入れが絶妙でミディアムレアといった具合。とろけるような口溶けは中毒性が高く、リピーター続出。他に抹茶、フロマージュ、バナナヴァージョンがあります。
神楽坂 ル コキヤージュ 絶対スベらない鉄板ギフト!テリーヌ ドゥ ショコラガトーケイイチのシンプルな「ガトーショコラ」
数年前にテレビなどで話題になっていたことで知り、すぐにオーダーした記憶がありますね。チョコレート、国産バター、卵、砂糖のみシンプルな直球勝負!チョコレートはフランスのKAOKA社製のこだわりオーガニック。濃厚でいて滑らか、カカオ本来の旨味や果実香を楽しむことができます。
ル・ピックアシェットの「おきてやぶりのテリーヌショコラ」
京都、清水寺近くの人気フレンチ「ル・ピックアシェット」がなんと1日限定5本のみ作っている「おきてやぶりのテリーヌショコラ」。こちらのお店、僕も京都へいった際によく伺うのですが、クラシックでかつ上品なセンスあふれるお店です。ミシュランガイドにもビブグルマンとして掲載されていました。パティシエでなく、料理人が作るシンプルの極み。「おきてやぶりのチーズケーキ」もあります。
他にもその店の個性が溢れ出た魅力的なショコラテリーヌ!
お酒に合わせるならお酒を使ったチョコレート!
お酒に合わせるならそりゃお酒をたっぷり使ったチョコレートですよってことでセレクトしました!こちらもお店ごとの個性や使うお酒の種類も様々。
THE NIKKA BARの「竹鶴ピュアモルト使用チョコレート」
北海道すすきののある「THE NIKKA BAR」で出されている「竹鶴ピュアモルト」を贅沢に使った大人のチョコレート。ウイスキーのスモーキーさとチョコの優しい苦味と甘さ。口溶けも滑らか。
→THE NIKKA BARの「竹鶴ピュアモルト使用チョコレート」(楽天市場)
パティスリー・グレゴリー・コレの「ショコラフレ・コニャック」
神戸のパティスリー「グレゴリー・コレ」が作る、コニャックの芳醇な香りを活かした生チョコレート。口の中に入れると体温でするする〜っと溶けていきます。コニャックの余韻も長い。
パティスリー・シュクレの「八海山純米吟醸しぼりたて「赤越後」と八海山の酒粕を練りこんだ生チョコレート」
次は日本酒です!新潟、魚沼のパティスリー・シュクレさんが考案した日本酒の風味を活かした生チョコレート!濃厚な八海山純米吟醸しぼりたて「赤越後」と酒粕を練り込むことでチョコレートの風味に負けていません。日本酒好きには堪らない、旨味とコクの芳醇な味わい。
→八海山純米吟醸しぼりたて「赤越後」と八海山の酒粕を練りこんだ生チョコレート(楽天市場)
ワインに合う高級チョコレート|まとめ
バレンタインギフトにもぴったりな高級チョコレートをご紹介してまいりました。それぞれのお店やパティシエ、ショコラティエ、料理人さんの個性があって面白いですよね。
ワインとの相性という点で考えると、個人的にはショコラテリーヌがいちばんしっくりくるかな…一本を少しづつ、数日かけて楽しむというのもなかなか乙なものです。
ご参考になれば嬉しいです。ではでは〜。
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