以前に家庭用ワインセラーについてのおすすめ記事を書きました。
家庭用にベストなワインセラーはどんなタイプか、冷却方式やその他の機能などはワインをどうしたいのかという目的によって選ぶべきというお話。
今回は以前にご紹介した中でも家庭用ワインセラー、はたまたプロ御用達の業務用ワインセラーとして定番の、フォルスター社のワインセラーについて解説したいと思います。
気軽に使える家庭用ワインセラー「ホームセラー」シリーズ、長期熟成を見越したプロ仕様「ロングフレッシュ」シリーズがありますが、今回はお値段的にも現実的な「ホームセラー」シリーズをピックアップ!

【フォルスター ホームセラーシリーズ】の評判、口コミ、実際に使っていた筆者の感想も踏まえて良いところ、悪いところを挙げてみたいと思います。

皆さんのワインセラー選びの参考になれば嬉しいです。
フォルスターの家庭用ワインセラー【ホームセラー】シリーズはどんな商品?

まずはここから。【フォルスターのホームセラーシリーズ】はどんなワインセラーなのでしょうか?これを理解しておくと他の商品との比較がしやすいです。
家庭用、業務用問わず、人気NO.1の信頼のブランド
ワイン好きな方ならワインセラーを選ぶ際に必ず選択肢の中に入ってくるでしょう。
フォルスター社のワインセラーは家庭用、業務用問わず、知名度、人気度、信頼度全てに置いてNO.1と言えると思います。
家庭用ワインセラー【フォルスター ホームセラーシリーズ】の基本スペックは?
収容本数の違いでサイズなどが変わってくるので、ここでは最も人気のFJH-55GS、同収容本数で2温度管理が可能なFJH-56GDのスペックを見てみたいと思います。
型番 | FJH-55GS | FJH-56GD |
冷却機能 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 |
加湿機能 | × | × |
加温機能 | ○ | ○ |
収納本数 | 18本 | 18本 |
扉タイプ | ガラス | ガラス |
重量 | 約22kg | 約23kg |
サイズ | 幅280×奥行567×高さ675mm | 幅約345×奥行480×高さ830mm |
2温度管理 | × | ○ |
価格帯 | 約46000円 | 約47000円 |
この2機種のスペックはほぼ同じ。違いはセラー内部が2つに分かれているかそうでないか。
FJH-56GDの方は2つに分かれており、異なった温度での管理が可能です。
例えば少し温度低めで飲みたい白ワインは8℃くらいに、赤ワインは14℃にしておくなど。
便利といえば便利な機能ですが、ワインの保管を目的とすると個人的には不要な機能かと思います。
お値段もたいして変わらないのでお好みでどうぞ。
ホームセラーシリーズの冷却方式は全てコンプレッサー式ですので、冷却能力に関していえば非常に頼もしいものと言えます。ペルチェ式のものに比べて圧倒的なパワーで、酷暑環境でも安心です。
直流電流を流すことで吸熱(冷却)と放熱をするペルチェ素子を利用した冷却方式。フロンなどの冷媒を一切使用しない、環境に優しいシステムです。
ちなみにコンプレッサー式は家庭用の冷蔵庫などと同じシステム。
加湿機能は付いていませんが、加温機能は付いているので冬場の寒い時期でも温度が下がりすぎず一定の温度を保ってくれます。これは長期保存、熟成を考えると必要な機能ですね!
家庭用ワインセラー【フォルスター ホームセラーシリーズ】のメリット

家庭用ワインセラー【フォルスター ホームセラーシリーズ】の良いところを挙げてみます。
冷却パワーの強いコンプレッサー式
先ほども触れましたが、これが間違いなく最大のメリットです。
【フォルスター ホームセラーシリーズ】は夏場40℃近い温度になってしまう環境でも庫内の温度をしっかり保つ冷却能力あり。
これがペルチェ式のものだと少し頼りないのですが、コンプレッサー式なら安心です。


トップメーカーのコンプレッサー式がこの価格で買えるのは嬉しい!
3種のカラーバリエーション|どんな部屋でもしっくり馴染む
シンプルでスタイリッシュなデザイン。カラーはブラック、ホワイト、レッドから選択可能。
お部屋の雰囲気に合わせて選択できるのは嬉しい!


非常にコンパクトなサイズなのに収納力は高い
外寸サイズは 非常にコンパクトなのですが、容量はしっかり。
18本サイズから34本、50本、84本サイズとワインのストック量に合わせて展開。

結局ワインってどんどん増えますから…笑
家庭用ワインセラー【フォルスター ホームセラーシリーズ】のデメリット
家庭用ワインセラー【ルフィエール LW-S12】の悪いところを挙げてみます。
ペルチェ式のものに比べると価格は高い
ペルチェ式のものですと、有名なルフィエールというメーカーのものがありますが、
こちらだと小さいサイズのものでしたら1万円代で購入が可能です。
こちらですと価格はかなり抑えることができますので、価格重視の方は検討の価値ありです。


加温機能はあるが加湿機能はなし

ワインの長期熟成を考えると、ワインセラーの加湿機能はできれば欲しい機能ですね。コルクの感想を防ぎ、ワインをより健全な状態で保ちます。
フォルスター ホームセラーシリーズには加湿機能は付いていません。
加湿機能が付いているものですと、同メーカーの「ロングフレッシュ」シリーズがオススメです。
が、価格は更に上がります。

家庭用ワインセラー【フォルスター ホームセラーシリーズ】の評判|口コミは?

ここからは実際に購入した方の口コミをまとめてみます。参考にしてみてください。
50代・男性
迅速な連絡と配送でスムーズに商品が到着しました。温度設定2温度管理は非常に便利で大変満足しています。最下段にスパークリングワインなど置けますが二本までです。棚間隔が少々狭く白や赤でも太めのものだと上段がわずかに浮いてしまうので注意が必要です。セラーが来たことでついついワインを色々と買いたくなってしまいますが、個人が家で楽しむ分にはこのくらいの容量で収まる本数が多すぎず少なすぎず良いと思います…
30代・男性
リビングに置いています。結構な頻度で、カチッという音、時々、コポポポポといった音がしています。静かな時は、気になりますが、リビングなので、他の音に紛れるため、まあ大丈夫。デザインは、非常に良いと思います。上段にソフトドリンク、下段にワインを入れており、2温度の商品を買ってよかったと思いました。
家庭用ワインセラー【フォルスター ホームセラーシリーズ】のサイズ展開
【フォルスター ホームセラーシリーズ】には4種のサイズ展開があります。
ご家庭の設置スペース、収納したい本数、ご予算に合わせて選びましょう。
フォルスターのワインセラー|更にワンランク上の【ロングフレッシュ】シリーズ
予算を上げれば長期熟成を目的としたフォルスター社の最上級、プロ仕様ラインの【ロングフレッシュ】シリーズも選択可能です。価格はかなり上がりますが、本格思考の方はぜひご検討を。
【フォルスター ホームセラーシリーズ】のまとめ

今回メインでご紹介した家庭用ワインセラー【フォルスター ホームセラーシリーズ】の特徴を箇条書きでまとめます。
- 人気、実力共にNO.1のワインセラーメーカー
- 家庭用と考えるとかなりのハイスペック。
- 冷却システムはコンプレッサー式でパワー十分。
- 加温機能あり。加湿機能はなし。
- コンパクト設計で家庭にも設置しやすい。
- 稼働音は比較的静か。
- 3種のカラーバリエーション。
- 4種のサイズ展開。
- 1温度管理と2温度管理を選択可能。価格差はほぼなし。
- スペックから考えるとお買い得な価格帯。
- 長期熟成モデルの【ロングフレッシュ】シリーズも魅力的。
- 購入した方の口コミ|評判は上々。