2021.5.6 追記・修正
最新の情報に更新しました。
ご存知でしたか?
ソムリエ|ワインエキスパートの呼称資格試験は、今やワインを扱っている飲食店の方やワインショップ、酒屋さんで働いている方のみならず、
一般の方でワインに興味がある方、愛好家の方にも受験者が非常に多くなっています。
今回はこれからソムリエ|ワインエキスパートの呼称資格認定試験を受けようと思っている方、ご興味がある方にオススメの勉強法、オススメのオンライン講座をご紹介しようと思います。
分厚いソムリエ教本が届いて絶望してしまった方も、諦める前に良かったら読んでみてください。
筆者もそうでしたから笑
もう既に勉強を始めている方にもお役に立てる情報があると思いますのでよろしければお付き合いください。
ソムリエとワインエキスパートの違いって?
試験内容としては若干の違いがある程度で、正直ほとんど変わりません。以下の通りです。
ソムリエ
【一般】
以下の職務を通算3 年以上経験し、第一次試験日においても従事している方
【会員】
会員歴が2年以上あり、以下の職務を通算2年以上経験し、第一次試験日においても従事しているJ.S.A.正会員および賛助 会員所属者
◆アルコール飲料を提供する飲食サービス
◆ワイン・酒類飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造
◆アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務
※雇用体系により従事時間数の規約あり
賛助会員登録会社に所属されている方も会員条件が適用されます。
一般社団法人日本ソムリエ協会|呼称資格認定試験より引用
つまり、かなり簡潔にまとめますと、現役でアルコールを提供している飲食業、ワインに関わる仕事をしている方。
一般の方は通算3年以上勤務(ほとんどの方がこちらだと思います)、
ソムリエ協会の会員歴が2年以上の方は通算2年以上勤務している方に受験資格がありますよということです。
受験資格に関しては、その他色々細かい規定はありますが、まあレギュラー勤務でワインに関わる仕事をされている方ならほぼ問題ないのではと思います。
アルバイト等で短時間の勤務をされている方は勤務時間による規定がありますので、ご自分の受験資格がソムリエなのかワインエキスパートになるのか、確認された方が良いと思います。
また、新型コロナウイルスの影響で、勤務時間が短くなってしまった方にも特例があるようなので合わせてご確認ください↓↓↓
2020 年度 J.S.A.ソムリエ・J.S.A.ワインエキスパート呼称資格認定試験
ワインエキスパート
•ワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識、テイスティング能力を有する方
•職種、経験は不問
•ソムリエ職種に就かれていて、受験に必要な経験年数に満たない方
一般社団法人日本ソムリエ協会|呼称資格認定試験より引用
つまり、こちらはどなたでも受けられるということです。
あ、忘れてました。20歳以上じゃないと受けられません。お酒なので。
未成年の方はもう少し我慢してください。
ソムリエ|ワインエキスパートは資格所得の難易度、価値的にもほぼ変わりないと言って良いと思います。
試験内容の違いとしては、
- ソムリエは筆記試験、テイスティング試験、実技試験(プラス論述試験)
- ワインエキスパートは、筆記試験、テイスティング試験
実技試験(プラス論述試験)の有無が大きな違いと言えるでしょう。
ちなみに2019年の合格率は
ソムリエが約30%
ワインエキスパートが約44%
平均すると約36%となります。
一時期合格率が20%台になったこともあったようですが、だいたいこれくらいと考えて良いでしょう。
以下ご参考までに。
一次試験について。ソムリエとワインエキスパートの筆記試験の内容は確か違ったように思います。問題数も違ったような…でも今はCBT方式なのでちょっと訳が違いますね。ちなみに筆者が受験した当時はマーク式一斉開催の一発勝負でした。仕事休んで行きました。2018年くらいからCBT方式(ランダム出題、最高2回まで受験できます)が採用されているようです。
二次試験(テイスティング試験)の内容もそれぞれ違いました。ソムリエはワイン3種、ワイン以外のお酒2種、ワインエキスパートはワイン5種だったと思います。ソムリエとワインエキスパート、ワインの内容も別だったかと。ただこれらは変更の可能性があるものなのであくまでご参考程度に捉えてください。曖昧で申し訳ないですが、正式に発表されるのは試験後だと思います。ご了承願います。
三次試験は実技と論述です。実技試験の内容は二次試験くらいの時期まで発表されないので、断言はできませんが、たぶん「抜栓とデカンタージュ」になると思います。4人ほどの受験者が同時に作業工程を試験管に見てもらう感じです。緊張はしますが普段、飲食店でワインを扱っている方なら問題なくこなせる程度のものですし、よほどの悪態をつかない限り通ると言われています。
論述試験は三次試験の採点対象ですが、例年と同じなら二次試験と同時に行われます。最近の業界のトレンドを押さえておかないと答えられない問題が多いです。ここ最近でしたら「オレンジワイン」「ジョージアワイン」なんかについての論述問題が出たそうです。ソムリエ協会発行の機関紙にヒントがあると言われています。
興味はあるけど、どの程度勉強したら合格できるものなの?試験はいつ?
合格までの勉強時間は平均どれくらい?
これは資格の勉強をし始める段階でどの程度の予備知識があるのか、個人の記憶力にも関わってくるので、
これだけやれば合格できるというわけでは無いと思いますが、
筆記試験を突破するのに、一般的に300時間程度の勉強時間が必要と言われています。
1日1時間勉強するとして300日かかりますが、1日3時間勉強すれば100日、約3ヶ月です。なかなか簡単じゃないと思いますが、頑張ればできます。
ちなみに筆者はもちろんそれまで仕事でワインを扱っておりましたので予備知識はありましたが、まともに勉強したのは3ヶ月です。
飲食店ですので勤務時間は長く、13時間勤務の後の3時間勉強、スクールにも通わず一人で勉強してましたのでなかなか体力的にも精神的にもキツかったですが、見事一発合格できました。
人間やればできるもんです。合格発表で自分の番号を見つけた時は本当に嬉しかったのを今でも覚えています。
もし今在宅ワークなどで時間を余している方でしたら、できない範囲の勉強量では無いと思います。ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
ちなみに何度でも受けることができますし、一次試験は合格して二次試験は不合格、といった場合でも翌年は一次試験免除制度がありますので、どんどん受けるべきだと思います。
2020年度の呼称資格認定試験はいつ?
ちなみに2020年度の一次試験(筆記試験)は、
7月20日(月)〜9月6日(日)の期間、いつでも自分の好きな日程を選んで受験することができます。CBT方式のため日程や時間の融通が利くようになりました。忙しい方にはありがたいですね。しかも2回受験できます。
試験期間は新型コロナウイルスの影響で少し延長になったようです。
出願の締め切りは最終が7月15日 18:00となっています。
オンラインで出願ができます。焦らなくても良いと思いますが、ギリギリになってしまわないように早めの出願をオススメします。
それに出願してしまった方が、自分の士気も上がります。受ける予定の方でまだの方はさっさと手続きしちゃいましょう。
今年ダメでも何回でも受けられますから。まず行動に移すことが大事です。
筆者オススメの勉強法、メリットとデメリット
勉強の仕方は大きく分けて3つあると思います。
- ソムリエ教本に沿って独学で勉強
- 追加で教材を購入したり、オンラインの試験講座を受講する
- ワインスクールに通う
こんな感じだと思います。
基本は①がベースです。これをやらないと大体の人は頭に入りません。講座を受けてもそこだけの勉強ではなかなか受からないでしょう。
なのでこれはやるものとして考えます。
それでは筆者の経験をもとに考えられるメリット、デメリットを考察しましょう。
①ソムリエ教本に沿って独学で勉強
メリット
金銭的には一番リーズナブルですね。ソムリエ協会に払う以外の余計なお金は一切かかりません。
デメリット
しかし教本はかなりの分厚さ。出題範囲は教本全てから。
見ただけで諦めてしまった方も多いのではないでしょうか?
かなりの精神力と要領良く勉強する力が必要になります。教本の内容全てを覚えるのは普通の人なら不可能です。
②追加で教材を購入したり、オンラインの試験講座を受講する
これが一番現実的だと思います。
試験に関する教材や問題集もたくさん出版されていますし、ネットでも無料のものから、有料のものまで幅広いです。
メリット
試験に出やすい覚えるべきところを解説してくれますので、効率よく勉強することができると思います。
また、時間の縛りがないので自分の勉強したいときに勉強できるというのも一つです。
この方法を使って先ほど申し上げた300時間勉強が現実的でしょう。
後ほどオススメの教材、無料サイト、有料サイトをご紹介します。
デメリット
教材を購入するにも少なからずお金がかかります。筆者の場合は6冊くらいソムリエ試験に関する教材、問題集を追加で買ったのとネット講座に申し込みました。それだけで3万円くらい使ってますね…
無料で勉強できるサイトや問題集もありますが、範囲がやや浅いように感じます。また、今までのものを毎年使い回している場合が多いので、最新の情報と言えないものもあります。
的外れだったり、間違っている可能性もゼロではないので、利用する場合はその辺りは頭に入れておきましょう。無料なので文句は言わないでください。
有料のサイトはもちろん少なからずお金が必要になります。
③ワインスクールに通う
メリット
筆者はワインスクールに通っていたわけではないので、知人から聞いた話になりますが、こちらはかなり丁寧に教えてくださいます。
わからないことをすぐに直接人に聞けるというのは、良くも悪くも答えへの最短距離です。
また、同じ環境の受講生が周りにいるので、同じワイン好きの友達がたくさんできます。受講生は飲食業の方から一般のワイン好きの方まで年齢性別問わず様々です。
勉強が上手くいかず苦しんでいる時も、周りからの声かけのおかげでやる気が出る!なんてこともよく聞く話です。
そこでできたご縁は、ワイン会のお誘いなんかにもつながるようで、趣味の合う交友関係を広げたい方には素晴らしい環境かもしれません。
デメリット
こちらは前述の二つに比べるとなかなか高額な費用がかかります。
と言ってもあくまで比較すると、なのでびっくりするような値段ではないと思います。講師の人件費、場所代、オリジナルの教材費、試飲用ワイン代などなど考えると妥当なお値段ではないでしょうか。
スクールは基本的に都心部にありますので、地方の方が通うのは現実的に難しいですね。都心部にお住まいの方はお近くのワインスクールも検討してみてください。
ただこの記事を書いている2020年5月現在は、新型コロナウイルスの影響で、現状講座を開催されていないスクールがほとんどのようです。
そういったところが現在はオンラインで講座を開催されていたりもしますので、活用するのもアリですね。こちらも次項でご紹介しますね。
筆者オススメの教材、オンライン講座、ワインスクール
ここからは筆者オススメの教材、オンライン講座、ワインスクールのご紹介です。ワインスクール以外のものは見つけられるものはほとんど試しました。
独りで勉強していたので誰に頼ることもできなかったので、見つけたものはほぼ実践したと思います。その中でもためになったなと思えたもののみご紹介です。
書籍タイプの教材、問題集
書籍タイプの教材、問題集は色々試しましたが、下記の組み合わせが最も効率が良いかと感じました。逆にたくさん買うとややこしくなる可能性もあります。
受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座|杉山明日香
筆者もこれで勉強しました。最新の2020年版は教本の内容が一新された「ボルドー」、「南西地方」、「オーストリア」、「ハンガリー」などの範囲もしっかりカバーしています。地図帳付きで、分かりにくかった地図問題の対策も。教本以外にもマストな一冊ですね。
こちらはテキストです。下記の問題集とセットでの勉強が一番効率良いと思います。
受験のプロに教わるソムリエ試験対策問題集|杉山明日香
筆者もこれで勉強しました。最新の2020年版は教本の内容が一新された「ボルドー」、「南西地方」、「オーストリア」、「ハンガリー」などの範囲もしっかりカバーしています。地図問題がついているのもありがたいですね。上記と同じく教本以外のマスト問題集。
こちらは問題集です。上記のテキストとセットでの勉強が一番効率良いと思います。
最新の2020年の内容。2020年3月発行のソムリエ教本に沿って全て改訂されています。間違いのない最新情報です。著者の杉山さんはワインスクール講師だけでなく予備校などで数学の講師として活躍されています。文字ばかりで分かりにくいソムリエ教本に比べて、図解も含め非常に分かりやすく、覚えるべき要点が書かれています。書籍タイプの教材では一番の近道でしょう。
オンラインの教材、問題集、講座
ワイン受験.com
ワイン受験.com ←公式ページはこちらから
ベテラン講師 山崎和夫さんの運営するページです。
ソムリエ教本に沿っての解説が文字情報で得られます。教本が無いと勉強できませんが、簡潔に要点を解説されています。人によってはちょっと文字ばかりでしんどいと思われるかもしれません。こちらは無料の範囲内です。
有料会員登録すると、動画講座、10万問の問題集、単語帳、模擬試験など全ての機能を一年間使うことができます。年会費は4800円(+消費税)。
筆者も有料会員登録しました。問題集はスマホでもできるので非常に便利でした。隙間時間で問題がたくさん解けるがのがよかったですね。
しかし、基本ベースなので、実際の試験の傾向とはちょっとずれたところがあったなぁーというのも正直な感想です。(あくまで筆者の受験した年の場合ですが)
年々アップデートされていると思いますし、動画配信も筆者の時にはなかったサービスかと思います。
また別途料金で実際に教室で講座も開催されているようです。(新型コロナウイルスの影響で2020年5月現在は閉鎖中)
二次試験対策用のワインセットも販売されており、そちらをテイスティングしながらwebページを見て学習するというスタイルです。
ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ
ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ ←公式ページはこちらから
シニアソムリエ 松岡正裕さんの運営するページです。
「ワインスクールに通わなくても合格できる」を謳い文句にブログ形式でソムリエ試験講座を読むことができます。画像も多め。無料です。
基本は抑えた上で、独自の視点を持って展開されており、なかなか面白いです。
また松岡さん本人のエピソードや、他の受験者からのコメントなども公開されるので、独りで勉強していた自分にとっては励みになりました。結構精神論が多めです笑
ブログ形式なので広告が入ります。それが筆者としてはちょっと気が散って嫌でしたが、無料でここまで利用できるのは素晴らしいと思います。
また、二次試験の際にはテイスティングの必勝術が発売されていました。筆者も当時購入しております(今年はどうなのか分かりませんが)
6000円程度の教材だったと記憶していますが(間違っていたらすみません)、二次試験のコメントの法則をこれも独自に解説されていて、試験対策としては良かったと思います。それが自分の実力になるのかは別の話ですが、とにかく合格したいという方にはなかなか役に立つ教材だと思います。
Sommelier For Free(YouTube)
Sommelier For Free ←YouTubeはこちらから
筆者も繰り返し見た記憶があります。YouTubeで無料で見ることができる講義動画です。
講師の小林史高さんは大変残念ながら2013年にご病気のため他界されています。非常に優しい語り口でわかりやすく基本を解説されています。
2012年現在の動画ですので、現在のソムリエ教本とは若干内容が違ったところもあるかもしれませんが、基本は変わっていないと思うので今でも十分役に立つと思います。これを2012年の時点で無料で配信するなんて、凄いですよね。
最近は他にもYouTuberの方が無料でソムリエ試験講座をされていたりもしますのでそちらを参考にして見るのも良いと思いますよ。
オンスク.jp
【オンスク.JP】←公式サイトはこちらから
受講できる講座の一例は以下の通り
- 社会保険労務士
- 行政書士
- 宅建
- ビジネス実務法務3級
- FP3級
- 証券外務員二種
- 日商簿記3級
- ITパスポート
- 秘書検定2級3級
- サービス接遇検定準1級2級
- 登録販売者
- 販売士3級
- 衛生管理者
- 危険物乙4
- マンションマエストロ検定
- 気象予報士
- 色彩検定2級
- 色彩検定3級
- ワインソムリエ講座
- すぐに話せる中国語講座
- HSK3級
- HSK2級
- アロマテラピー検定1級2級
- 世界遺産検定3級
- 夜景検定2級3級
- 数学検定3級
- きもの文化検定5・4級
- 誰でも簡単!ボールペン字講座
たくさんありますね。長いスパンで見ていろいろな資格所得を検討されている方にはかなり向いていると思います。
今年の試験で必ず合格するぞ!という意気込みの方よりはひとまず基本を学びたい、ワインに興味があるのでもう少し知りたいという方にはオススメです。
もちろん受講し放題ですので、日本酒の講座やきもの文化検定などなど、気になるものは全て受けることができます。
無料体験ができるようですのでまずは試してみるのもアリかと。また、一括プランでさらにお安く受講できます。スマホでもPCでもマルチデバイスでどこからでも勉強ができるのも嬉しいです。
ワインスクール
アカデミー・デュ・ヴァン
【アカデミー・デュ・ヴァン】←公式サイトはこちらから
ワインスクールの代表格といえばこちらでしょう。
パリ発祥のワインスクールで、30年以上の歴史があります。東京(青山校、銀座校、新宿校)、名古屋校、大阪校を構える日本最大級と言えるでしょう。講師陣も充実の布陣です。
資格所得を目指す方から、教養としてワインを学ぶ一般の愛好家の方まで受講者は様々です。ワインの勉強だけでなく、接客や会食の席でも使えるテーブルマナーなんかも学ぶことができます。
目的に応じてコースを選べるのも良いですね、自分のペースで学べます。
実際に教室で講義を受けてリアルタイムで質問ができるのはもちろんなのですが、
筆者が思うにワインスクールの強みは二つ、
同じ志や趣味を持つ人達との交流の場になるということと、ティスティングスキルの向上です。
一つ目は、何度か書きましたが、人との交流です。意外と同じワイン好きの方達と親しくなる機会って無いもので、交友関係の幅を広げたい方には良いと思います。試験当日も筆者は独りでしたが、スクールに通っている方は一緒に受ける方がたくさんいて羨ましかったのを覚えています笑
二つ目はテイスティングスキル。これはなかなか独りでは難しいですね。独学で学んだ筆者が最も苦労したのがこれです。目に見えるものではないので正解がわかりづらい。
そもそも味覚や嗅覚は人それぞれなんだから正解なんてないよ、とおっしゃる方もいるのですが、
試験を受ける以上そうはいきません。ある程度の幅はあるとはいえども、正解を導き出さねばなりません。
ちなみにソムリエ二次試験のテイスティングはマーク方式なのですが、ソムリエ協会のトップソムリエ数名の方の模範解答を元に正解が決まるそうです。なので答えはワンパターンではありません。幅があるというのはそういうことです。
これが実際に講師が目の前にいて周りの受講生の意見を聞いて同時進行で進められれば良いですよね。筆者も何度受講するか迷いました。
結論、受講した方が早いです。
もちろん費用はかかりますが、独学であっても結局20本くらいのワインを二次試験のために買いましたし(5万円くらいかかってます。しかもその選んだワインが正解だったのかどうかわかりません。)、
それを思うと受講してテイスティングの模範解答をベテランから学んだ方が早かったなぁ〜と思ってしまうのです。
しかしながらアカデミー・デュ・ヴァンも例に漏れず、新型コロナウイルスの影響で2020年5月現在は講義は行なっていないようです。(ホームページによると5月31日までの休校は決まっているとのこと)
現在はオンラインでの講座のみが受講可能となっています。
無料体験・説明会のご案内|ワインスクール アカデミー・デュ・ヴァン
講座動画付き!ソムリエ二次試験対策用のワインセットも販売中!
アカデミー デュ ヴァン公式のワインネット通販サイト!
↓↓↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれ向き不向きもあると思いますし、目標の設定によっても勉強の方法は変わってくると思います。
- ソムリエ、ワインエキスパートの違い
- 合格までの勉強時間は平均300時間、今からでも間に合うかも
- 2020年度の試験は出願締め切り7月15日18:00
- 2020年度の試験期間は7月20日から9月6日、2回受けられる
- 教本だけで学ぶのは結構大変
- おすすめの教材は、「受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座、問題集」のセット
- 無料で使える講座もある、YouTubeなどでも動画あり
- 有料講座も効果的、自分のスタイルに合わせて
- ワインスクールは同じ趣味の人たちとの交流ができる
- テイステイングは独学より絶対教えてもらった方が良い
- コロナウイルスの影響があるので教室での講座開催は要確認
はじめの費用はかかってしまいますが、時間に余裕のある方ならスクールが一番手っ取り早いかなと思います。仲間がいるということはモチベーションの維持にもつながりますし。特に知識ゼロからのスタートでしたら確実かもしれません。
結局有料の教材代とかワイン代とかでそれなりの金額は使ってますしね。
今年の合格発表はワインエキスパートが11月、ソムリエが12月くらいでしょうか?
皆様の健闘を祈ります!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。