【保存版】自然派ワインの優良インポーター16選|バックラベルに注目!

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かみやん
今回はちょっと違った視点からのワインの選び方。
自然派ワインに特化して、更にそのインポーター(輸入業者)さんに注目してみたいと思います。
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かみ子さん
ソムリエさんってインポーターを重要視する人も多いわよね。それぞれのセンスとワインの管理の質という面でも。
「今晩はワインを飲みたいけど、何を選んだら良いかわからない」

「生産者名とか、品種の特徴とか言われてもワインの知識ないし…」

そんな時は何も考えずに直感で【ジャケ買い!】

も良いのですが…

ここはあえてバックラベルに注目してみてはいかがでしょうか?

バックラベル

バックラベルには大抵、生産者の情報が書かれいてるものと、
【インポーター(輸入業者)】の情報が書かれているものの2枚が貼られています。

実はこの情報はかなり重要。

好みの合う、管理もしっかりしているインポーターさんが見つかれば、その情報だけでワインを買っても結構外さなかったりします。

知らない生産者のワインであっても「インポーターの〇〇が輸入しているなら、ちょっと興味あるな…」と行った具合に。

今回はその中でも特にインポーターさんの個性が出やすい【自然派ワイン】にスポットを当ててご紹介させて頂きます!

数件のインポーターさんを覚えるだけで、ワイン選びの幅がぐっと広がりますよ!


「自然派ワイン」

他にも「ヴァンナチュール 」「ナチュラルワイン」などとも呼ばれ、もはや流行りではなく、最近では定着してきた感のあるジャンルですね。(ジャンルと言ってしまっていいのかわからないですが…)

明確な定義が存在しないため、人によってこれの認識はかなりバラツキがあるのですが、

ここでは話を進めるために、簡単に以下のような定義とします。

(これについては議論し出したらキリがないので今回は簡潔に。スミマセン。)

 
農薬や化学肥料を使わずに育てられた健全な葡萄で、できる限りの人的介入を控えた造り(補糖、補酸なし、天然酵母で醗酵、亜硫酸塩の添加を必要最低限にするなど)のワイン。

今回は案外見逃しがちなワインボトルの後ろのラベルに注目!

ナチュラル&ハイコスパなボックスワインはこちら↓

おすすめの自然派ワインのインポーター16選+α!

ワインボトル

ここからは筆者オススメの自然派ワインのインポーターさんを一挙16社ご紹介!
以下の情報をご覧頂けます。

  1. インポーターさんの特徴
  2. 取り扱いの代表的な生産者
  3. その生産者を筆者が簡潔に一言でご紹介!
  4. インポーターさんHP

※生産者名クリックで楽天市場内の該当生産者の商品一覧ページに飛びます。おおよその価格など確認していただけます。(取り扱い生産者が他と重複しているインポーターさんもあります )

※全てが自然派ワイン専門のインポーターというわけではありません。自然派ワインを一部取り扱っておられるインポーターさんも含みます。

ラシーヌ|Racines

ラシーヌのバックラベル


言わずと知れた自然派ワインのインポーターのパイオニア的存在。代表取締役社長の合田さんは、ここ日本に自然派ワインを初めて紹介した人物と言っても過言ではありません。

フランスをはじめ、イタリア、ドイツ、スペイン、オーストリア、ギリシャ、ジョージア、クロアチア、トルコ、チリなど幅広い国の個性的な生産者を取り扱う。

自然派のイメージが強いインポーターだが、クラシカルな造りのワインも。選ばれたワインは他には真似できない独自の個性を持つ。まさに「新しいムーブメントを作る」インポーターであると言える。

また、ホームページに連載されているコラムや現地レポートも非常に興味深く、ワイン好きなら一見の価値あり。








ジェラール・シュレール
(我が道を行く生産者。極太ミネラル!)

ピエール・フリック
(派手さはないがじんわり沁みる!)

アリス・エ ・オリヴィエ・ド・ムール
(クリーンで美しい酸のシャブリ!筆者も大好き。)

シルヴァン・パタイユ
(マルサネの魅力!特にロゼを。)

イヴォン・メトラ
(瑞々しさ全開の偉大なガメイ!)

レ・カイユ・デュ・パラディ
(唯一無二の世界観。奇跡のワイン!)

ラ・フェルム・ド・ラ・サンソニエール
(マルク・アンジェリ。甘美なシュナンブラン!)

ル・クロ・デュ・テュエ・ブッフ
(ティエリー・ピュズラ。下町のロマネ・コンティ!)

■ニコラ・ルナール
(天才醸造家!真似できない球体の液体!)

■ジェローム・プレヴォー
(セロスの愛弟子。素晴らしいムニエの魅力!)

ユリス・コラン
(セロスの愛弟子。超人気の極上シャンパーニュ!)

ヴェット・エ・ソルベ
(セロスの愛弟子。ナチュラル度強いシャンパーニュ!)

ブノワ・ライエ
(とにかく高貴な液体と泡。個人的にブラン・ド・ノワール推し)

■ドメーヌ・グラムノン
(控えめな価格の偉大なワイン!)

■ティエリー・アルマン
(ローヌ自然派ワインの重鎮!)

■レオン・バラル
(南仏の代表格!濃いけど丸くて滑らかでエネルギッシュ!)

■ドメーヌ・ゴビー
(南仏のスタードメーヌ!自然派以外にも熱烈なファンが。)

■ラルコ
(ヴェネト。凝縮感と毎回安心の飲みやすさ。下位キュヴェでも十分満足。)

■ロアーニャ
(ピエモンテ。100年前から変わらない、歴史ある造り手。)

■ヴァレンティーニ
(アブルッツォ。イタリアワインの伝説的存在。とにかく偉大。)

■リタ・ウント・ルドルフ・トロッセン
(ドイツの洗練されたナチュール!)

■マリア・ウント・ゼップ・ムスター
(オーストリア自然派といえば!ピュアでバランスの取れたワイン。)
HPhttp://racines.co.jp

ヴァンクゥール|VinsCoeur

ヴァンクゥールのバックラベル


2005年設立。フランスを中心とした自然派ワインを主としてインポート。

とにかく生産者への愛、取り扱うワインへの愛を感じるインポーター で、生産者との取引の中断はこれまでほとんどない。重要視しているのは「その造り手といかに長く付き合うことができるか」ということ。

日常的に楽しめるお手頃なラインナップも多く、そのどれもが滋味深く、優しい味わい。

最近では「ドメーヌ・オヤマダ」、「ドメーヌ・ポンコツ」などの日本ワインの取り扱いもスタートしており、ますます目が離せない。







■ドメーヌ・ド・シャソルネイ(フレデリック・コサール。ブルゴーニュ自然派ワインの代表格!)

■フレデリック・コサール(コサールのネゴス部門。)

■ジャン・フォワヤール(ピノ・ノワールのようなエレガントさを持つガメイ!)

■ドメーヌ・ル・ブリゾー(故クリスチャン・ショサールの意志を妻ナタリーが引き継ぐ!)

■ジャン・マルク・ドレイヤー(アルザス、話題のナチュラルワイン!)

■ル・クロ・デュ・テュエ・ブッフ(ティエリー・ピュズラ。下町のロマネ・コンティ!)

■ピエール・オリヴィエ・ボノーム(ティエリー・ピュズラと共に醸造していたが、現在はピエールのみで。)

■ドメーヌ・ボールナール(オレンジのキツネ印!とにかくピュアな液体と複雑味!)

■ノエラ・モランタン(人柄を想像させる、とても優しい液体!)

■ドメーヌ・レ・ドゥ・テール(コスパ最強の造り手!純粋に旨い!)

■ドメーヌ・モス(親しみやすいシュナン・ブラン!アンジューの良心!)

■ドメーヌ・ガングランジェ(シュレールの従兄弟!最近のワインはシュレール化!)
HPhttp://vinscoeur.co.jp

ヴォルテックス|Vortex

ヴォルテックスのバックラベル


2006年設立。筋金入りの自然派ワインのインポーターというイメージが強いヴォルテックスさん。

主にフランスワイン、オーストリアやオーストラリアのワインも少々扱う。

キャッシュフローを考えず、ワインは飲み頃になるまで自社倉庫で寝かせるという徹底ぶり。自然派ワインを扱う酒販店やソムリエからの信頼は厚い。

取り扱いの生産者はとくかく個性的な造り手が多い。時にやんちゃな造りのワインもあるが、前述の通り、飲み頃まで寝かせる。ワイン一本一本への愛情が感じられるインポーターである。







■ジョルジュ・ラヴァル

■ダヴィッド・レクラパール

■ピエール・オヴェルノワ、エマニュエル・ウイヨン(神様オヴェルノワ。出会ったなら迷わず買い!)

■ルノー・ブリュイエール(エマニュエル・ウイヨンの妹夫妻。期待の生産者!)

■ラタ・ポワル(社会科の教師。かわいいラベル)

■パトリック・デプラ(伝説的ドメーヌ、グリオットの片割れ。)

■レ・ヴィーニュ・ドゥ・ババス(伝説的ドメーヌ、グリオットの片割れ。)

■ラ・クーレ・ダンブロジア(個人的にシュナンの甘口は最高レベル。)

■ジャン・クリストフ・ガルニエ(マルク・アンジェリの弟子。)

■クリスチャン・ヴニエ(素朴なワインですがハマると深い!)

■ミッシェル・ギニエ(派手さはないが地味深いガメイ!)

■ヴィニブラート(ジャン・マルク・ブリニョを中心とした実験的プロジェクト!)

■アンダース・フレデリック・スティーン(元Nomaのソムリエが魅力的な生産者からの買い葡萄で造る。)

■ローラン・バーンワルト(個性派アルザス!とろみすら感じる液体は唯一無二!)

■ラ・ヴィーニュ・ドゥ・ペロン(サヴォワのナチュラルワイン!とてもピュア!)

■ラ・グランド・コリーヌ(日本人醸造家、大岡弘武さんの自由なローヌワイン。現在は日本、岡山で。)

■アレクサンドル・ジュヴォー(独特の鋭い酸と強靭なミネラル!筆者は虜です。)
HP

ディオニー|Diony

ディオニーのバックラベル


京都、伏見に本拠地を構えるインポーター。立地からも想像できる通り、元酒蔵を改装した社屋。ワイン以外にも日本酒、食品の取り扱いあり。

創業は1913年だが、ワインの取り扱いを始めたのは2002年。現在の社長の前田さんが就任してから。コスパに優れた自然派ワインを多く扱ってきた。

ディオニーが大きく変革したのは2013年。「ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ」、「コスモジュン」を経営する新井順子さんとの事業統合。
新井順子さんが「コスモジュン」で取り扱っていたワインが増えたことにより、大幅にパワーアップしたラインナップはかなり魅力的なものになっており、大きな注目を集めるインポーターだ。

フランスを中心にスペイン、イタリアなど。最近はジョージアワインなども輸入を開始。







■クリスチャン・ビネール(クリーンな自然派ワイン代表格!)

■マルク・テンペ(親しみやすいアルザス大御所!)

■ジュリアン・メイエー(ナチュラルの極み!時に暴れん坊)

■セバスチャン・リフォー(濃密サンセール、ソーヴィニョンブラン!)

■ステファン・ベルノドー(マルク・アンジェリの弟子。極上シュナン!)

■ドメーヌ・デ・ボワルカ(新井順子さんのドメーヌ。人柄を感じさせる挑戦的で情熱的なワイン!)

■フランツ・ソーモン(いつ飲んでも安心の美味しさ!コスパ抜群!)

■ルドヴィック・シャンソン(こちらもいつ飲んでも安心!万人受けするシュナンブラン!)

■エルヴェ・スウォー(個人的に白が好き。ヴィオニエ主体の厚みとアロマ。)

■ピエール・ボージェ(熱狂的ファンの多いオリジナリティ溢れるワイン。最近は超入手困難。)

■ブルーノ・デュシェン(南仏のロマネ・コンティ!?南のコテコテ感を感じないエレガントさ!)

■ドメーヌ・ジュリアン・ラベ(ミネラリーで高貴。個人的イチオシのジュラ。)
HPhttp://www.diony.com

ビー・エム・オー|BMO

BMOバックラベル


会社設立は1997年。ワインショップ・トロワザムールを2006年に開業。

設立以来、広く知られていない本物のワインを発掘。
数多くの試飲のもと選ばれた自然派ワインは、ただ自然な造りというだけでなく、葡萄のエネルギーをしっかりと感じ取れるものばかり。

フランス、スペイン、ポルトガル、オーストリアなどのワインが中心。最近は特に南フランス、スペインに強いイメージ。







■ラングロール
(トカゲ印で超人気の生産者!エネルギーの塊!)

■ヴァランタン・ヴァルス
(ラングロールの弟子!師に負けず劣らず!)

■クリストフ・パカレ
(マルセル・ラピエールの甥。スルスル系ガメイ。)

■マルセル・リショー
(ローヌの堅実な生産者。外さない。)

■ヨヨ
(南仏のスター生産者!女性らしい柔らかさのあるワイン 。)

■フラール・ルージュ
(ヨヨの夫、ジャン・フランソワ・ニック。元エステザルグ協同組合醸造長。)

■オリヴィエ・クザン
(自然派ワインの先駆者。どこまでもピュアな液体!)

■フランツ・シュトロマイヤー
(オーストリア自然派の代表格!素晴らしい個性。)

■アンドレアス・ツェッペ
(オーストリア自然派の代表格!液体の凝縮感がピカイチ!)
HPhttps://www.naturalwine.jp

ヴィナイオータ|Vinaiota

ヴィナイオータのバックラベル


イタリアの自然派ワインのインポーターといえば!なヴィナイオータさん。イタリア自然派ワインの取り扱いの生産者数、ストックともに日本トップクラス。

ソムリエ、酒販店からも大きな大きな支持を集めるインポーター。その人気の理由はやはり個性溢れる生産者ラインナップにその生産者の想いまで一緒に届ける、愛あるスタイル。

最近では自社運営のワインショップ&レストランもオープンし、消費者との距離がより一層近くなっている。







■マッサ・ヴェッキア
(みんな大好き!とにかく滑らかな液体。)

■ポデーレ・レ・ボンチェ(女性ならではの柔らかサンジョヴェーゼ!)

■アッコマッソ
(イタリアでも入手困難。知る人ぞ知るバローロ。)

■カーゼ・コリーニ
(地質学教授のワイン。フリーランのみの贅沢な液体!)

■ジョヴァンニ・カノニカ
(最良のバローロを造る生産者!)

■グラヴネル
(いわゆるオレンジワインの先駆者的存在。彼の影響を受けた生産者多数。)

■ラディコン
(グラヴネルと同じく。ここ日本でも人気は非常に高い。)

■ヴォドピーヴェッツ
(ミスターストイック!液体のエネルギーと集中力が半端ない。筆者イチオシ。)

■ラ・カステッラーダ
(ラディコン、グラヴネルと並ぶ、フリウリの偉大な造り手!)

■ニコリーニ
(無名ながら本当に素晴らしいワイン!)

■パオロ・ベア
(ウンブリア。サグランティーノ・ディ・モンテファルコ最高の造り手!)

■カンティーナ・ジャルディーノ
(カンパーニャの超個性派!)

■カミッロ・ドナーティ
(カジュアルで凄く美味しい微発泡といえば!)

■ラ・ビアンカーラ
(ヴェネトの重鎮。白は大人のポカリスゥエット的な飲みやすさ!)

■ダニエーレ・ピッチニン
(ビアンカーラ・アンジョリーノ・マウレの弟子!)

■アリアンナ・オキピンティ
(シチリアの元気溢れる女性醸造家!)

■パーネヴィーノ
(サルディーニャ。どこまでもナチュラル!熱狂的なファン多数!)

■フランク・コーネリッセン
(シチリア・エトナの「攻めた」生産者。液体のエネルギーが凄い!)

■マルコ・デ・バルトリ
(シチリア。ヴェッキオ・サンペーリは必飲!)

■ロマーノ・レヴィ
(グラッパといえば。狂気のファンも存在。)

■ドメーヌ・デ・ミロワール
(日本人の造り手、鏡さんがジュラで造るワイン。入手困難。)
HPhttp://vinaiota.com

野村ユニソン|Nomura Unison

野村ユニソンのバックラベル


もともと野村ユニソンという会社は、精密機器類(液晶や太陽電池など)の製造会社。一見ワインとは無関係に思えるが、先代の社長の時からホテル経営などのサービス業に関わってきた経緯がある。

2006年にI.N.A(自然派ワインを輸入していた)を買取り、自然派ワイン事業に本格的に参入する。

フランスの大御所生産者から、若手の注目株まで。幅広い生産者が揃う。







■マルセル・ラピエール
(自然派ワインを語る上で外せない!ガメイの概念を変える!)

■フィリップ・ジャンボン
(自然派ワインの代表格!収量が少なく熟成にかける時間も長いため、リリース時期が読めません…)

■フィリップ・パカレ
(マルセル・ラピエールの甥。ファンは自然派好き以外にも。)

■ダール・エ・リボ
(北ローヌ。自然派ワインの大御所。)

■アレクサンドル・バン
(蜜を感じるプイィ・フュメ、ソーヴィニョンブラン!)

■クロ・ルジャール
(350年以上の歴史を誇る、ロワール至高のワイナリー!)

■ディディエ・ダグノー
(まさに「天才」。芸術的なソーヴィニョンブラン!)

■ダニエル・サージュ
(ラベルからもイメージできるアーティスティックなワイン!)

■ジェローム・ジュレ
(ピュアで柔らかな液体!若手注目株!)

■ドメーヌ・レスカルポレット
(南の濃さがありながら非常に滑らか!)
HPhttp://www.nomura-g.co.jp/business/wine.html

二番通り酒店|Nibandori-Saketen

二番通り酒店のバックラベル


北海道の若い夫婦が営むインポーター。自らの足で生産者を周り、本当に紹介したいと思ったものだけを輸入する。

これまでに日本に紹介されていなかった素晴らしい自然派ワインの造り手も非常に多く、新たな発見があることは間違いない。







■フランソワ・ルーセット・マルタン
(シャトー・シャロンのヴァンナチュール !)

■ぺドレス・ブランケス
(日本人の造り手、庄司さんがルーションで造るワイン!エレガントなグルナッシュ!)

■リシャール・ルロワ
(キラキラ輝く最高級シュナンブラン!)

■ドメーヌ・ブランド
(ジュリアン・メイエーからアドバイスを受ける若手の挑戦!)

■クンプフ・エ・メイエー
(アルザス。二つのドメーヌが合併し新たな挑戦!)

■フランソワ・サン・ロ
(驚くほどスルスルな飲み心地!独自のセンスを持つ若手!)

■ロミュアルド・ヴァロ
(ピュアでナチュラルでジューシーなガメイ!)
HPhttp://www.niban-doori.com

ラヴニール|L ‘Avenir

ラヴニールのバックラベル


「出来るだけ自然で美味しいワインを一人でも多くの方に親しんで頂き、ワインの美味しさと感動をお伝えしていきたい」との想いから2013年に設立。

フランスワインを中心にスペインとスロバキアのワインも扱う。比較的クリーンな味わいの生産者が多いように思うが、それぞれの個性は際立っている。







■ドメーヌ・べリュアール
(サヴォワで唯一、グランジェという品種を造る。素晴らしい液体。)

■グランジュ・パクネス
(エレガントさのあるジュラ!)

■リリアン・ボーシェ
(フィリップ・ジャンボンとも親しいボジョレーの造り手)

■シャトー・レスティニャック
(ベルジュラックの若手自然派!)

HPhttps://lavenir-wine.com

テラヴェール|Terravert



クラシックなワインから自然派ワインまでを幅広く扱う。
大きな会社だけあって、価格帯も非常に良心的で在庫数も豊富なものが多い。

取り扱っている自然派ワインのラインナップも比較的クリーンな印象のものが多い。ソムリエからすると非常に使いやすい。







■ダリオ・プリンチッチ
(フリウリ、オレンジワインで有名。ラディコンやグラヴネルとも親交深い。)

■ドラピエ
(自然派シャンパーニュの代表格!)

■レ・ヴァン・ピルエット
(クリスチャン・ビネールのネゴス部門。)

■フィリップ・パカレ
(マルセル・ラピエールの甥。ファンは自然派好き以外にも。)

HPhttps://terravert.co.jp

サンフォニー|Symphonie

サンフォニーのバックラベル


2009年設立。フランスを中心とした取り扱いのインポーター さん。

有名どころの取り扱いは少ない印象だが、その分、個性があって他とはちょっと違う、なんだか楽しくなるようなワインが多い。







■メゾン・ブリュレ
(巨匠ミッシェル・オジェが手がけていたドメーヌ。現在は後任のポール・ジレが独自のセンスで展開中。)

■ジル・エ ・カトリーヌ・ヴェルジェ
(マコンの自然派。ピュアな液体だけを追い求める。)
HPhttps://www.symphoniewine.net

ダヴリュー|W

ダヴリューのバックラベル


フランス〜イタリアのワインが中心だが、ワインだけでなく、蒸留酒やワイングッズなども非常にセンスの高いものを輸入している。







■リエッシュ
(透明感ある果実味と綺麗なミネラル!)

■ロクタヴァン
(ジュラの旨味出汁系ワインといえば!どこまでも柔らかい液体。)

■ガヌヴァ
(ジュラ。自然派を扱っていないレストランにもオンリストされていることが多い。)
HPhttps://winc.asia

ワインプラザマルマタ|Wine Plaza Marumata

マルマタのバックラベル


個人で様々な造り手を周り、輸入する名古屋のインポーターさん。生産者との距離が非常に近く、ワクワクするワインばかり。バックラベルのコメントからは大きな愛を感じます。







ラ・クーレ・ダンブロジア、セバスチャン・デルヴュー、ヨヨ、ジャン・マルク・ブリニョなどなど他でも取り扱いがある生産者からマイナーな生産者まで。リリースのタイミングも違うので、ソムリエとしては非常に興味深い。
HPhttp://www.marumata.co.jp

ラフィネ|Raffine

ラフィネのバックラベル


フランス(特にブルゴーニュ)を中心に、クラシックなものからナチュールまで。最近は南アフリカワインにも強い印象があり、素晴らしいワイン多数。







■ガヌヴァ


■カペリティフ


■クラヴァン・ワインズ


■テスタロンガ


■アルヘイト

HPhttps://www.raffinewine.com

クロスワインズ|Cross Wines

クロスワインズのバックラベル


オーストリア、ドイツ、チェコなど、独自のセンス溢れるセレクトに虜になったワインファンは多い。フランスやイタリアとは違う面白さ。







■ミラン・ネスタレッツ

■グート・オッガウ

■ヴェルリッチ

■メメント・モリ
HPhttps://www.raffinewine.com

ワインダイヤモンズ|Wine Diamonds



オーストラリアの尖ったナチュラルワインといえばこちらのインポーターさん。希少なワインも多く、こちらがきっかけでオーストラリア・ナチュラルに嵌ったワイン好きは多い。






■ルーシー・マルゴー

■ヤウマ
HPhttps://www.raffinewine.com

まだまだ他にも魅力的なインポーターさんがたくさん!

上記のインポーター さんに負けず劣らず、個性的なワインを輸入する会社はまだまだたくさんあります。

以下に列挙します。ご参考にして頂けたら嬉しいです。

日仏商事|Nichifutsu-Shouji
オルヴォー|Orveaux
ファインズ|Fwines
フィラディス|Firadis
木下インターナショナル|Kinoshita International
相模屋本店|Sagamiya Honten
エヴィーノ|e vino
ヴィネッコ|Vinecco
パシフィック洋行|Pacific Yoko
ヴィントナーズ|Vintners
ヌーヴェル・セレクション|Neauvel Selection
トレジャー・フロム・ネイチャー|Treasure From Nature
ノンナ&シディ|Nonna & Sidhi
ケー・ピー・オチャード|Kp Orchard
ワイン・イン・スタイル|Wine in Style
ジャパン・テロワール|Japan Terroir

まとめ|おまけ

自然派ワインを飲むなら上記のインポーター さんは外せません!
頭の片隅に入れておくとワイン選びの時にもきっとお役に立ってくれると思います。


「ワインをインポーターで選ぶ」という視点で書かれた本もあります↓

【おいしいワインはインポーターで選ぶ!】池田一郎(池田書店)

ワインを選ぶとき、生産国や生産地、ブドウの品種で判断したりしますが、かなり多くのアイテムがある中、おいしいワインにたどり着くのは難しい。そんな時は裏ラベルのインポーター(=輸入代理店⇒裏ラベル)を見るのがよい手がかりとなります。なぜならよいインポーターは、しっかりした生産者を選び、よいコンディションで輸入管理し、顧客のもとに届けるという信念があるから。そんな誰にでも簡単においしワインが選べるよう、10の輸入代理店をセレクト。しかもそのインポーター会社にいる「人」に特化し、その個性、こだわり、得意分野などを紹介。おいしいワインはもちろん、インポーターと生産者の顔が見えるワインガイドです。

Amazon おいしいワインはインポーターで選ぶ! (池田書店)より引用

筆者のワインレビューはこちら↓
上記のインポーターさんのものが多いです。

記事タイトルとワインボトル
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