普段お店で開ける、自然派ワイン(ヴァンナチュール )を中心としたレビュー
ソムリエという仕事柄、普段からお店でたくさんのワインを開けて実際に試飲しています。
せっかくなのでこの経験がみなさんのワイン選びのご参考になればと思いまして、レビュー記事を書かせて頂くことにしました。拙い文章ではありますが、読んでいただけたら嬉しいです。
- 筆者は自然派ワインやシャンパーニュ、ブルゴーニュを扱うお店に勤務
- ソムリエという仕事柄、自然派中心に年間2000本以上のワインを抜栓
- 実際飲んでこれは本当に美味しい!と思ったものだけをレビュー
- 価格帯は小売価格で3000円〜6000円くらいのものが中心(たまに高いのも)
とは言え、筆者が思うに「ワインは究極の嗜好品」です。
あくまで「個人の好み」で楽しむ飲み物だと思っています。
レビュー記事も筆者の個人的な好みが出てしまうとは思いますが、なんとなくイメージを感じ取って頂ければ嬉しいです。
ワイン初心者、自然派ワイン初心者の方にも楽しく読んで頂きたいので、レビューにはできる限り難しい専門用語は使いません。使っても注釈を入れるようにします。
ちなみに自然派ワイン(ヴァンナチュール )ってどんなワイン?
【自然派ワイン】
他にも【ヴァンナチュール 】【ナチュラルワイン】などとも呼ばれ、もはや流行りではなく、最近では定着してきた感のあるジャンルですね。(ジャンルと言ってしまっていいのかわからないですが…)
明確な定義が存在しないため、人によってこれの認識はかなりバラツキがあるのですが、ここでは話を進めるために、簡単に以下のような定義とします。
(これについては議論し出したらキリがないので今回は簡潔に。スミマセン。)
イメージで言うと、工業的に大量生産されるワインというよりは、職人がひとつひとつこだわって丁寧に造る手づくりのワイン。という感じでしょうか?
(もちろん大量生産のワインが悪いと言っているわけではありません。)
それで実際の味わいはどうなんだ?ということですが、正直申し上げまして、
メリット、デメリット色々あります。
個人的な感想としては
- 葡萄の本来の旨味がダイレクトに伝わる
- 派手さはないが、優しく沁みる味わいのものが多い
- 液体がピュアで活き活きしているものが多い
- 良くも悪くも抜栓後の変化が激しいものが多い
- 亜硫酸塩の使用が少ない(またはゼロ)のため、香り、味などにネガティブな要素が出やすい(正直飲めないレベルのものもある)
- 瓶熟中も変化が激しい(数ヶ月〜半年くらいでもガラッと印象が変わる)
こんな感じです。
メリットともデメリットとも取れる部分が多いので、あえてまとめて書きました。
自然派ワイン(ヴァンナチュール )を楽しむにあたって大切なことは
「変化を楽しむ」ということがひとつ挙げられると思います。
「いつ開けても毎回同じ味わい」という安定感も大切ですけどね。
まとめ
というわけで、これから色々とレビュー記事を書いていくわけですが、
お好みのワインを探しやすいように、記事に産地別、タイプ別のタグをつけていきます。
またこちらの記事から各レビュー記事に飛べるように工夫したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ネタは尽きませんので、あとは筆者の継続力にかかっています。応援していただけたら嬉しいです!
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