ワインのイメージ

なんか「ワイン」って難しいイメージありますよねえ〜。
覚えることいっぱいあるし、レストランなんかでも知識がないと恥をかきそうだし、注文するとき緊張するしなんか怖いなあ〜とか。
筆者としてはそんなイメージをなんとか払拭したいと考えながら毎日仕事してるわけなんですが(本業は飲食店勤務です)、
やっぱりお客様と会話してると意識の中で高いハードルを持っておられる方が多いなあと感じます。
筆者もそんな中の一人でした。そもそもビール派でしたし。イタリアンやフレンチレストランで食事の時も、とりあえずビール!その後もビール!で通すタイプでした。
「ワインの種類」を知るだけで結構面白い
そんな筆者が「ワイン」というものに興味を持ち出したきっかけは、「ワイン」には様々な「種類」があると、友人のウンチクを聞かされたことからでした。
「ワインってのは赤ワインと白ワインとシャンパンだけじゃない」ということを知ります。
そこからブドウの品種がどうとか、生産地がどこだとか、この生産者はこんな造り方をしている、だからこういう液体に仕上がるとか…..
そういう所に派生していくわけなんですが、はじめは「ワインの種類」への薄〜い興味だったんですね。
そこで今回は、そんな筆者の経験に添いつつ「ワインの種類」についてできる限り簡潔にわかりやすくお話ししたいと思います。
簡潔にサクッと読める短い内容ですのでよかったら読み進めてみてください。
これだけ押さえておけばレストランでの注文も怖くないですし、日常の食卓でももちろん使えますので、もっともっと食事の時間が楽しくなるはず。
ワインの種類は大きく分けて4種類
ちょっとソムリエ教本的な内容の話なので実はあまり好きではないんですが、わかりやすい言葉で簡単にご説明しますね。
ワインには大きく分けて4つの種類があります。以下の通りです。
- スティルワイン
- スパークリングワイン
- フォーティファイドワイン
- フレーバードワイン
よくわからん単語が出てきましたね。
スパークリングワインはわかる、フレーバードワイン?なんとなくイメージはできるけど。他の2つ何?
一つずつ見ていきましょう。

①スティルワイン
スティルワインというのは簡単に言うと「発泡していないワイン」のことです。一般的に最も馴染みの深いワインです。
例:赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなど

②スパークリングワイン
スパークリングワインはその名の通り発泡性のワインのことです。ご想像の通りかと思います。
例:シャンパン(シャンパーニュ)、クレマン、スプマンテ、フランチャコルタ、アスティ、カヴァ、ゼクトなどなど、産地や製造方法によって名称が異なります。

③フォーティファイドワイン
日本語で書くと「酒精強化ワイン」、「酒精」を分かりやすい言葉で言うと「アルコール」の事です。つまり「アルコール強化ワイン」ということです。醸造の過程でアルコールを添加し、アルコール度数を高めます。
例:マデイラ、マルサラ、シェリー、ポートワインなど

④フレーバードワイン
なんとなく想像つきますでしょうか?簡単に言うとワインに味や香りをつけたものです。これは①のスティルワインをベースにします。果実、果汁を加えてフルーティーに仕上げたもの、スパイス・ハーブなどの蒸留酒や浸出液加えて独特の風味に仕上げるものなど種類は様々です
例:サングリア、ベルモットなど
ワインショップやレストランで注文する時に使う言葉としては「スパークリングワイン」くらいでしょうか。
なかなか「スティルワインください!」とか「フォーティファイドワインください」ってのは使わないかな。状況によるかもしれないですけど。
【あわせて読みたい】貴腐ワイン|デザートワインについてはこちらを↓↓↓
どんなときにどんなワインを飲むのか

これは永遠のテーマですね。
一般的な考え方としては、お肉料理には赤ワイン、お魚料理には白ワイン、食前酒にはシャンパン(シャンパーニュ)というパターンが多いです。
ただこれはあくまでベースとしての考え方ですので
必ずしもそれだけが正解とは限りません。
例えばシャンパーニュなんかは食中酒としても楽しめますし、コース料理通して楽しめる万能性があります。
赤ワインでもワインのタイプと調理方法によっては魚料理と合わせられるかもしれません。例えばソースによって変えてみるとか。
白ワインでも同じことだと思います。色んな可能性があると思います。
また最近は「オレンジワイン(一応白ワインなんですが)」というジャンルも認知されてきて、更に幅が広がってきています。
オレンジワインについてはこちらの記事を↓
また、地方料理でしたら、その地方のワインを合わせるのも一般的です。
ブルゴーニュ地方の料理でしたらブルゴーニュワイン、ボルドー地方でしたらボルドーワインという風に。実際その土地で広く楽しまれている飲み方ですからまあ間違いはないですよね。
ソムリエやワインショップのスタッフにおまかせするのが無難かつ楽しい

筆者は基本、自由に楽しめば良いとは考えていますが、自分の中でこの料理にはこれと言った具合におすすめしたいものはあります。
各飲食店のソムリエの皆さんやショップのワイン担当の方は各自「経験」や「知識」や「独自の考え方」を持っていると思いますのではじめのうちはそれに委ねるのが良いと思います。
また、レストランによってはお料理に合わせた「ペアリング」なんかを用意しているところもありますのでオーダーしてみるのもありだと思います。
ボトルオーダーでしたら予算だけ伝えておまかせしても良いのでは?
「おまかせ」は全く恥ずかしいことではありません。むしろソムリエとしては腕の見せどころ。喜んで引き受けてくれるでしょう。
筆者はレストランではよほど飲みたいワインがリストにない限り、今だにずっと「おまかせ」です。個人的にはその方が楽しいし勉強になるので。
ワインショップで相談するときは「今日の夕飯はビーフシチューなんだけどそれに良さそうなワインない?」みたいな情報があれば充分です。
まとめ
- ワインには4種類ある。スティルワイン、スパークリングワイン、フォーティファイドワイン、フレーバードワイン。
- もし少し興味が持てたら次のステップへ(例えばブドウ品種とか生産地とか)
- はじめのうちは「おまかせ」が無難。むしろ今後ずっとおまかせでも充分すぎるくらい楽しめる。
今回は「ワインの種類」について簡潔にご説明しました。
少しはご興味湧きましたか?
日常でワインを楽しんでくれる人が増えたらいいなあ〜。
次回はもう少し掘り下げていきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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